ビジネスメール送信・返信に慣れたころに頼まれる、催促メール。一歩間違えば、相手を不快にさせてしまいます。そのため、言い方を何度も調べ、かなりの時間を費やしがちです。今回は、3秒敬語を使って、不快にならない催促メールを30秒で書いてみましょう。
- ビジネス上の催促メールとは?
- ビジネス上の催促メールで不快にさせないための確認事項
- 30秒で作成できる、ビジネスメールの書き方
催促メールとは?
返信や入金等が予定期日まで確認できなかった際に、相手の行動を促すお願いメールを指します。
行き違いや自分のミスで「相手の連絡に気が付かない」事も、よくある間違いです。だからこそ、いつものビジネスメールより、細心の注意を払う必要があります。
催促メールの事前確認事項
催促メールを作成する前に
ビジネス上の催促メールは、相手から反応があるのに、催促メールを送信してしまう行為は失礼に値します。必ず、以下3つを確認しましょう。
- 最新のやり取り
- 相手からメールや電話等で連絡が来ているか
- 迷惑メールで登録されてないか
最新のやり取り
相手との最新のやり取り内容を確認しましょう。
- 自分がメールを送信し忘れていないかどうか
- 相手から連絡来ているかどうか
- 期日表記に誤りがあるかどうか
上記3つは、特に押さえましょう。
相手の会社からメールや電話等でが来ているか
①電話でご連絡をいただいていた場合、②代理の方がメールに返信している場合があります。
①について、会社の電話・携帯電話の履歴を確認しましょう。
②について、同じ会社名で相手の代理の方が、今までのやり取りに返信する形ではなく、新規でメールを作って送っている場合もあります。会社名で検索して確認しましょう。
迷惑メールで登録されてないか
自分自身の押し間違いや、相手または相手の代理人のメールが迷惑メールとして入っている場合があります。必ず確認しましょう。
不快にならないメール文
催促メールで不快にならないために、相手の状況を考慮しながら書く必要があります。多くの場合は、忙しくて送信できない、または忘れている、この2つだと思います。
上記を踏まえて、以下4つを意識しましょう。
- 一目で分かりやすいタイトル
- ワンクッションを置く
- 催促内容の再記載
- 返信・対応をいただきたい期限
一目で分かりやすいタイトル
忙しい時は、メールを開ける時間も限られています。タイトルを見ただけで、確認・返信が高いことを知らせると、対応の優先順位、重要を高めていただけます。
【再確認】、【リマインド】等を、タイトル文頭につけましょう!
催促内容を再記載
忙しい相手がメールを見返す行為は、大変負担になります。
今回なぜ催促したのか、いつのお話なのか、内容を必ず記載しましょう。
ワンクッションを置く
ただ催促内容を書くだけだと、冷たい印象を持たれてしまいます。
「お忙しい中恐れ入りますが」など、文全体が柔らかくなる言葉を追記しましょう。
返信・対応いただきたい期限を記載
忙しいとき、対応することに優先順位をつけて動く方が多いです。
優先順位を判断していただくために、「返信、または対応していただきたい期限」は忘れずに記載しましょう。
簡単な催促メールの書き方
催促メールで、気まずいシチュエーションから作成しましょう。
今回は悩む時間を短縮するために、効率化ツール「3秒敬語」を使い30秒以内でメール作成を目指します。まず初めに、使い方を学びましょう。
3秒敬語とは?
カジュアルな日本語を、敬語に変換するサイトです。
上記画像のように、敬語に直したい言葉が、ボタン一つで敬語にもビジネスメールにも変換できます。使い方等の詳細については、下記の記事をご覧ください!
催促シチュエーションに挑戦
1)自社への入金が見られない場合、2)自社から提案したお見積もりの返事が来ない場合、2つご用意しました。
1)自社への入金が見られない場合
- まず、❶「モード選択」から「メール」を選択します。
- 必ず伝えるべき内容を❷に入力します。
- ❸をクリックして「メール作成」をします。
- ❹に「ビジネスメール」が表示されます。
- ❹の表記があまり気に入らない場合は、❺で更新します。
- ❹をベースに、一目で分かりやすいタイトルに調整します。
- ワンクッションを置いているか、催促内容の再記載、返信をいただきたい期限があるか確認します。
- 自分の好きなニュアンスに調整します。
- 完成です。
件名:【入金のご確認】未入金の確認とお支払いのお願い
株式会社○○
△△様
お世話になっております。
〇〇株式会社の〇〇です。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
既に入金済みでしたら、大変申し訳ありません。
弊社の会計部より連絡があり、
〇月〇日(〇)〇時期限の入金が、まだ確認できておりません。
つきましては、〇月〇日(〇)までにご入金くださいますよう、お願い申し上げます。
ご多忙中のところ、お手数おかけいたしますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇株式会社
〇〇〇〇
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2)自社から提案したお見積もりの返事が来ない場合
- まず、❶「モード選択」から「メール」を選択します。
- 必ず伝えるべき内容を❷に入力します。
- ❸をクリックして「メール作成」をします。
- ❹にビジネスメール文が表示されます。
- ❹の表記があまり気に入らない場合は、❺で更新します。
- ❹をベースに、一目で分かりやすいタイトルに調整します。
- ワンクッションを置いているか、催促内容の再記載、返信をいただきたい期限があるか確認します。
- 自分の好きなニュアンスに調整します。
- 完成です。
件名:【お見積り確認】〇〇サービスのお見積書について
○○株式会社
△△さん
いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の〇〇です。
先日、□月□日(□)の□□時に△△様のメールにお見積書をお送りいたしました。
お目通し、いただけましたでしょうか。
ご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
また、お見積書の有効期限は、□月□日(□)の□□時までとなっております。
期限を過ぎますと、ご紹介した内容でのご案内が難しくなります。
お忙しい中大変恐れ入りますが、ご検討状況をご教示いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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〇〇株式会社
〇〇〇〇
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まとめ
今回は、「3秒敬語」を使って30秒で終える、ビジネス上相手を不快にさせない催促メールの書き方をお伝えしました。
- 催促メールとは、予定期日まで確認できなかった際に、相手の行動を促すお願いメール
- ビジネス上の催促メールを書く前に、確認事項をチェック
- 相手の状況を考慮した言葉選び
日々の営業活動の補助になれば嬉しいです。
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