【外部ツール不要!】Googleカレンダーだけを使い、日程調整ツール「予約スケジュール」を無料で使いこなそう

ビジネスメール

アポの日程調整は、候補日をメールで送り、何件もやり取りしていませんか?実は、Googleカレンダーから、日程調整ツールを作成できます。
今回は、無料でGoogleカレンダー「予約スケジュール」から、日程調整URLの作り方をお伝えします。

※無料版、有料版(Google Workspace, Google Oneユーザー)で出来ることに差があります。今回は無料版でご紹介しています。

この記事で分かる事
  • 日程調整ツールとは?
  • Googleカレンダーでの【無料版】日程調整ツール「予約スケジュール」の使い方
  • 【無料版】で最大限できる事

日程調整ツールとは?

送り手のスケジュールを考慮し、打ち合わせ日を調整してくれる補助ツールです。
メリットは、メールで日程調整用のURLを添付するだけで、候補日を何度も送るなど、日程調整にかけていた時間を時短できます。また、常に自分のカレンダーを反映するため、調整している時間に予定が入っても、相手に連絡する必要はないです。
デメリット・注意点は、常に自分のカレンダーを更新し続ける必要があることです。Googleカレンダーの更新をし忘れると、ダブルブッキングが多発します。特に、Googleカレンダー頻繁に更新しないまたは、使わない方は、注意してください。
今回は、Googleカレンダーの「予約スケジュール」を使い、日程調整URLを生成します。

Googelカレンダーとは?

Googleより提供されている、無料のスケジュール管理ツールです。「予約スケジュール」機能は、お打ち合わせ・商談の日程・時間調整に向いています。
Googleアカウントを所持していれば、携帯でも、PCでも、時間・場所問わずスケジュール管理ができます。

日程調整URLを作ろう

今回は、Googleカレンダー「予約スケジュール」から、日程調整URLの作ります。

1,Googleカレンダー、「❶作成>❷予約スケジュール」をクリックします。
2,❸にタイトルを追加します。(※1)
3,❹「予約の長さ」には、お打ち合わせ時間を入れます。
4,❺「通常時の空き時間」を入れます。ここでは9:00~17:00に指定します。❻の⑴~⑵を調節します。すべての曜日に反映したい場合は、⑶をクリックするだけで大丈夫です。

(※1)❸で追加したタイトルは、日程調整をする際に相手にも見られます。失礼がないような言葉を選びましょう。「お打ち合わせ (サービス名)」だと、後で見たときに便利です。

5,お打ち合わせ可能な期間を、❼「予約受付期間」で調整しましょう。
6,❺「通常時の空き時間」で指定した以外の時間帯を、❽「臨時の空き時間」で追加できます。
特定の日付の空き時間を変更」をクリックし、祝日・有給で予定を入れたくない日を選びます。
終日予定を入れたくない場合は⑴、特定の時間だけ予定を入れたくない日は⑵を選べば完了です。
7,❾「ゲストの情報」は、必ず✓を入れましょう
8,➓「カレンダー」では、「カレンダーで空き情報を確認する」に✓を入れます。誰のカレンダーに何色で予約が入るか確認しましょう。
※複数のカレンダーから確認する方法は有料(Google Workspace, Google Oneユーザー)になります。
9,設定し終えたら⓫完了をクリックします。

10,⓬のタイトルに間違いがないか確認します。
11,⓭「予約ページの写真」と名前が自分になっていることを確認します。
12,⓮「場所と会議」では、ビデオ会議、対面会議、電話、なしから選べます。
ビデオ会議を選択すると、GoogleMeetのURLが自動で発行されます。
13,⓯「説明」では、どんなお打ち合わせか、簡単に記入しましょう。
14,⓰「予約フォーム」では、予約をする際に聞きたい項目を作成できます。姓、名、電話番号以外は、「+質問の追加」をクリックし、⓱でカスタム項目を選択し、⓲で作ります。(※4)
15,予約の確認とリマインダーでは、「カレンダーの招待状」に✓があるか確認します。
※前日のリマインダーメールは有料プランのみとなります。無料プランをお使いの際は、予約送信を設定しましょう。
16,⓴を押します。
※4:「予約フォーム」では、会社名、メールアドレス、役職の追加が無難です。

17,設定すると、このように表示されます。

候補日をクリックし、「予約ページを開く」を選ぶと、自分のカレンダーが反映された日程調整ツールが見えます。「共有」ボタンから、「リンクコピー」でURLを取得できます。

応用

応用例1:毎週金曜日を除き、平日10:00~12:00、13:00~16:00に予定を決めたい場合

1,①「通常時の空き時間」の「別の用事に別時間を追加」をクリックします。
2,次に、②に、10:00~12:00、13:00~16:00を追加します。
3,金曜日は、有給日です。終日予約不可するために、③をクリックします。
4,④の状態になった事を確認します。
5,「次に」、「保存」、を押し続けると、⑤反映されます。

※応用例1の場合、毎週金曜日は予約できないです。特定の週の金曜日だけ予約不可にしたい場合、応用例2をご確認ください。

応用例2:予約受付期間に祝日・有給日が含まれている場合

9月6日(金)は有給日です。ある特定の時間だけ、予約不可にします。

1,「臨時の空き時間」>①「特定の日付の空き時間変更」をクリックします。
2,今回は、9月6日(金)は有給のため予約不可にしたいです。②「カレンダー」より選択します。
3,③「臨時の空き時間」に、指定した時間が表示されたら、④を参考に選びます。今回は、⑴「終日予約不可」を選択します。
4,「次に」、「保存」、を押し続けると、反映されます。

応用例3:応用例1・2の条件で、空き時間を含めて予約が入るようにする場合

今回は45分のお打ち合わせで、15分の空き時間(準備時間)を必ず確保できるようにします。

1,「予約の長さ」を①1時間から②45分に変更します。
2,「予約済みの予定の設定」から、③準備時間をチェックし、15分にします。
3,「次に」、「保存」、を押し続けると、反映されます。

まとめ

今回は、Googleカレンダー「予約スケジュール」から、日程調整URLの作り方ついてお話ししました。

  • 無料で日程調整URLが精製できる
  • 「作成>予約スケジュール」をクリックして、設定
  • 複数アカウントとのカレンダー共有とリマインダーは、有料版

日々の業務にぜひご活用ください。

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