私はWebコンテンツ制作・Webを活用とした営業支援会社で営業職として働いた経験と、挫折した経験があります。今回は、これから就職・転職で営業職を考えている人に向けて、私の中できつかった事を3つにまとめてお伝えします。
営業職とは?
自社の製品・サービスを売り込んで契約を結ぶ職業です。
お客様の要望を聞き取り、自社はどんな方法で解決できるかを伝え、契約に繋げます。自社商品・サービスの理解や交渉力が求められます。
また、会社によって業務範囲は異なりますが、お客様と商談できる機会の創出も担当することがあります。例として、お問い合わせフォーム営業も含まれます。詳細は下記の記事よりご覧ください。
営業職の1日
倒れる直前、実際に過ごした1日をまとめました。

主に担当していた仕事は、
新規・既存事業の新規商談、新規開拓(テレアポ等)、先輩の営業同伴、問い合わせ対応、広告運用、その他雑務
になります。
営業職は顧客ファーストのため、お客様からの問い合わせ等を対応すると、朝に立てた計画通りに過ごせることは少ないです。計画が前後するため、臨機応変さが求められました。また臨機応変に動きすぎて自己犠牲した時間が多く、後回しにした雑務や商談準備で毎日2時間程度の残業をしていました。
家でご飯を食べられる時間は21:00以降でした。
営業職、ここが「きつかった!」3選
私は、1)テレアポ、2)案件の並行管理、3)臨機応変の3つがきつかったです。
1)テレアポ
テレアポとは、お電話を通して、自社製品・サービスを売り込みにかけることです。商談機会を自分で獲得するために、私は新規のお客様に対してお電話していました。展示会でお会いした人から、休眠リストまで幅広く対応しました。
私は人が話したことを瞬時に理解して、話を広げる苦手です。そのため、プライベートでは「どういうこと?」と必ず聞き返したり、自分が話しやすい雰囲気に相手を染める癖があります。その特徴があり、相手に合わせて話を広げる事が出来なくて、アポ1つ取るにもかなり時間がかかりました。
また、「二度と電話しないでください」など直接断られたり、忙しそうな相手に対して邪魔している申し訳なさ等、相手から受け取る負の感情が心の中に積もってしまい、テレアポする前は毎度息苦しかったです。
瞬間的に話を広げることが苦手な部分、相手からの負の感情が積もりやすい部分で、精神的に辛かったです。
2)案件の並行管理
商談へ行く前は、「ご紹介する自社商品・サービスでお客様の何を解決できるか」を調査しながら考えていました。
Webを活用した営業代行をする会社であるため、毎日こつこつマーケティングの知識を付けていました。理解できることも増えていき、調査することは楽しかったです。
一番きつかったのは、大きな案件と並行して他の案件も進めることです。自社商品・サービスが幅広く、商談に対応するたびに商材理解の時間を取って、限られた時間で準備をして乗り切っていました。
ただ案件の規模が大きくなり、商材理解の時間に加えて、勉強する時間、相談する時間、練習する時間など、業務内で補うことができなくなり、睡眠時間と休日を削っていました。
精神的に、毎日追い詰められている気持ちになり寝ても休めなかったです。その影響で、睡眠不足になることが多く、身体的にもきつかったです
(私の場合、その結果体調を壊しました)
3)臨機応変さ
「営業は連絡は早い方がよい」
先輩に言われてから、業務連絡・メール等は早く反応することにしました。私は業務を中断してしまうと集中力が切れてしまう特性があり、代償として、その分自分の業務を後回しにする癖がつきました。後回しにしても自分以外に支障のない商談準備・案件準備を後回しにしていたため、沢山残業してしまいました。
自己犠牲故の残業があまりにも増えすぎて、精神的にきつかったです。
まとめ
今回は、私の営業経験からきつかった事3選についてお伝えしました。
- 営業職とは、自社の製品・サービスを売り込んで契約を結ぶ職業
- 会社によって、営業職の業務範囲は異なる
- きつかった事は、テレアポ、案件の並行管理、臨機応変さ
営業職があっている人、あっていない人はいると思います。今後の就職・転職活動に是非ご活用ください。
コメント